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<生産者との取組み> 巨峰・シャインマスカット | NEWS

2024/09/03その他

<生産者との取組み> 巨峰・シャインマスカット

ぶどう「山梨県産巨峰・シャインマスカット」

 

山梨県山梨市牧丘町「ツルタブドウパーク」

https://www5f.biglobe.ne.jp/~tsuruta-b-park/

 

生産者さんとの取組みレポート第四回目は山梨市牧丘町よりリポートいたします。当社が販売するぶどう大福の原料に使っているものは、ぶどう農家「ツルタブドウパーク」さんより直接仕入れています。山梨市牧丘町中牧エリアにあるご家族で経営されているぶどう農家さん。この地域は峡東(きょうとう)地域と呼ばれ山梨市、甲州市、笛吹市のことを指し、日本のぶどう発祥の地と言われています。巨峰の生産日本一で、400年以上前に山梨県で開発されたという「甲州式ぶどう棚」という安定したぶどう生産を行うために生み出された特徴的な技術を用いています。また峡東地域は2022年(令和4)7月に世界農業遺産に認定された場所でもあります。世界農業遺産とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農業と、それに密接に関わって育った文化などが関連して一体となった伝統的農林水産業を営む地域のこと。世界で26ヶ国86地域、日本では15地域が認定されています。最もこだわっていることを園の鶴田智也さんに聞きました。「土が良くないと美味しいぶどうは作れません。薬は極力使わず有機肥料を中心に国産コシヒカリのわらや牛糞、米ぬか、鶏糞などを混ぜて土を作っています。こうすることで柔らかい土壌が出来あがります。この作業がとても重要であり大変手間がかかりますが時間と労力をかけて行っている」と言います。また園内の雑草も除草剤は使わず機械で刈りきれない部分は手作業で行っています。噴霧する薬が土壌に影響を及ぼすからだという。同園の大きくて甘いぶどうの秘訣は、一枝に1個と決めてぶどう一粒ずつに必要な栄養素が行き渡るように敢えて切り落として間引きをしています。だから大きくて甘いぶどうが作れるそうです。ぶどうに対する強いこだわりと信念を感じました。次にぶどうづくりで一番苦労されていることを聞きました。それは5月~7月頃の摘粒(てきりゅう)作業です。摘粒とはいらない部分を取り除いてぶどう同士の間隔を間引く事。これが全て手作業で朝の5時前から夜の19時頃まで延々と続くそうです。一つのぶどう畑だけでも気が遠くなる作業ですが、それをご家族五人でやられているという苦労は計り知れません。

ここからは現地の写真ととともにご覧ください。

 

山梨市牧丘町のツルタブドウパークさん。車で山を登っていくと大きな看板が目に止まります。

 

標高580mの位置にあるこの地域は日中と夜の寒暖差が大きいのでぶどうづくりにとても適している気候のようです。

 

甲州式ぶどう棚という400年以上前からある傾斜が多い土地に対応した特殊技術。頑丈なコンクリート製の杭がサイドに斜めに埋め込まれぶどうの重さに耐えられるようしっかりとワイヤーで吊っています。

 

こちらはシャインマスカットの木。樹齢15年ほどと言います。一つの木から立派な枝が何本も分かれそこには大粒で甘いぶどうが実っています。実の重さで天井のワイヤーは最大40㎝以上下がってくると言います。

 

しっかりと張りのある玉、味、色と申し分ありません。ツルタブドウパークさんのシャインマスカットは9月10日頃から甘みが増し食べごろになります。後ろに見えるぶどうの傘は鳥よけ対策でもあり、近年はぶどうの甘さを覚えて鳥による被害も相次いでいるそうです。

 

続いて巨峰です。こちらは8月下旬から出荷開始されていて、甘さと酸味のバランスが最高です。房は想像以上に重たいのでしっかりと手で支えないとハサミで切ったときに落としてしまうそうです。

 

こちらもはち切れそうなほど大きな粒の巨峰。この峡東地域は巨峰生産日本一です。この巨峰を使って9月1日より大福を販売します。数量・期間限定ですのでお見逃しなく。

 

園内にはあちらこちらにぶどうの木と枝で作った手づくり看板があります。ぶどう愛を感じますね。是非同園を訪れた際は探してみてください。

最後にツルタブドウパークのみなさん。これからも美味しいぶどうを作り続けてください。

 

当園のぶどうは「すべてが贈答品レベルのもの」という強いこだわりがあります。当社へ菓子として提供頂いているぶどうも当園で最高の「特秀」レベルのもので、一つの畑でたった1割しか採れないそうです。そんな素晴らしいぶどうを農家さんから産地直送で仕入れています。

 

生産者さんとの取り組みはどんどん「見える化」して、これから良い品質のお菓子をお客様に届けていきたいと考えております。

 

 

広報部

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