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<生産者との取組み>北海道十勝産「エリモショウズ」農家訪問2025 | NEWS

2025/07/04その他

<生産者との取組み>北海道十勝産「エリモショウズ」農家訪問2025

北海道十勝産小豆「エリモショウズ」

 

小豆の種まきを終え早一ヶ月、北海道河東郡音更町にある柴田農場さんを訪ねました。

 ▶昨年の訪問レポートはこちら https://www.eitaro.com/news/other/20240621/2049/

 

 

何度みても見渡す限り広大な畑が印象的です。今回訪れた柴田農場は当社が使用する小豆「エリモショウズ」を生産する農家さんのひとり。

エリモショウズの栽培は通常の小豆に比べて倍の8年を要し、年々作る農家さんは減っていくばかり。榮太樓はその希少なエリモショウズだから出せる香りの高さと風味がこだわり。代表菓子である名代金鍔をはじめ大福やどらやきなどに使用しています。そのこだわりの美味しさ、必要性を直接農家さんに伝えることが大事だと思っています。

今年の十勝地域はというと帯広は2月初めに記録的豪雪があり一夜で1.4mも積もったそう。春先は例年よりも雨が多く土壌への水分は足りているそうですが、最近は気温30℃を超える日が続きやや干ばつ気味。梅雨のない北海道にとって多少の雨量ではすぐに蒸発してしまうので土にしみ込むほどの恵みの雨が欲しいといいます。「このまま雨が降らないと放水機を使って夜中に水を撒かなければならない。出しっぱなしにも出来ないし、水の量も時間も人が調整しなければならないから扱いが難しい。そうなると寝る間もないなぁ」と嘆きの声も。

柴田農場ではエリモショウズのほか、栽培に手間がかかり難しい「白小豆(しろしょうず)」や「しゅまり」「アカネ大納言」なども作っています。「自分にも、畑にも厳しくなければ良い作物はつくれない、手間はだいぶかかるがやりがいがあるね」と柴田直人さんはいいます。

今年の種まきは5月22日、ちょうど訪問した時期は一ヶ月後でしたがエリモショウズの畑は雑草がない見事な手入れでした。畑について話を伺うと「ただ薬を撒くだけじゃダメなんだ。種を撒いてから4~5日後にやらなければならない、毎日が天気予報とにらめっこ。前日夜に雨が降ること、風が吹いていないことが条件。雨が降らないと土がふかふかで撒いてもすぐに舞ってしまう。土に染みこまないと意味がないんだ、だから雨は重要」と説明。柴田さんこだわりの畑づくりが垣間見えます。

ここから写真とともに北海道エリモショウズ畑の様子をご説明します。

 

▲今回取材させていただいた柴田農場のみなさま。写真右側が代表の柴田直人さん

 

▲一ヶ月経ったエリモショウズ発芽の様子、元気に育ってます

 

▲畑のあちこちに鹿の足跡。夜になると鹿の群れが畑を横断していくそう。芽が潰されないか心配です

 

▲こちらはツユクサという雑草。薬を撒いても効かないので厄介だと話します

 

▲今回案内してくれたエリモ畑の場所は日高山脈がパノラマで一望できる絶景スポット。この日はうっすら山脈が見えました

 

▲エリモショウズは名代金鍔に使われる私たちの大切な原料のひとつです

 

最後に柴田さんにこれからの注意点を聞くと、「9月の収獲までに気を付けたいのは虫と病気。特にエリモショウズは落葉病に弱い。適度な雨量と日光、特に真夏の高温障害が怖いね」と話してくれました。

毎年気温が上昇傾向にある北海道。このまま秋の収穫まですくすくと育ってほしいと思います。柴田農場のみなさま、ご協力ありがとうございました。

 

広報部

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