2026/05/20その他
おかげさま農場との取組み11年目へ。安心・安全のものづくりが今年もスタート
2015年(平成27)より続く、当社とおかげさま農場との取組みも今年で11年目を迎えました。
私たちが使用する「マンゲツモチ」は、江戸っ子が愛したコシの強さと歯切れの良さが特徴のもち米です。
今年も恒例となった田植えの時期がやってきました。当日は朝から見事な快晴に恵まれ、絶好の田植え日和となりました。今回の参加者は社内外合わせて35名。11年前のスタート時は15名ほどだったことを思うと、この10年の間に本当に多くの方々が米づくりに関わり、支えてくれたことを実感します。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
このイベントには新入社員や若手社案も参加しており、田植えが初めてという人も少なくありません。作業前には、おかげさま農場代表の高柳さんより、こんな言葉をいただきました。

▲おかげさま農場代表の高柳功さん
「人間がお米を“作る”という言い方は、人間の傲慢によるものです。本来、お米は稲自身が育ってくれるもの。自然に感謝しなければなりません。私たち人間は、稲の成長を“育てる”存在です。つまり赤ちゃんを育てるのと同じことです。水田に赤ちゃんを植えるつもりで、大事に優しく扱ってください」
普段はつい「作る」という言葉を使いがちになりますが、「育てる」という考え方には、とても大切な意味が込められていました。人間は自然に生かされていることへの感謝を忘れずにいること。そして、代表の信念でもある「食は命」という言葉の重みを改めて感じました。
さて、いよいよ田植え開始です。まずはハウスへ苗を取りに向かい、その後みんなで田んぼへ移動します。苗を植える前には「線引き」と呼ばれる大事な作業があります。これは田んぼに格子状の目印をつけ、苗を植える位置を整える工程です。交点を目印に植えていくことで、初心者でもまっすぐ綺麗に植えることができます。準備が整い、いよいよ田植え開始です。
ここから写真とともに作業の様子を紹介していきます。
▲ハウスより苗を運び出します。
▲参加者たちは苗を持って田んぼへ向かいます。

▲ベテラン社員によって田植え前の線引き作業を行います。

▲交点を目印にしながらひとつひとつ丁寧に苗を植えていきます。

▲おかげさま農場の山倉さんより、まっすぐ立てる植え方指導をいただきます。

▲いよいよ田んぼに入り作業スタート。

▲開始から約2時間、無事に苗を植え終えることができました。
作業後には、おかげさま農場の山倉さんから「まっすぐ綺麗に植えられていますね」と嬉しい一言もいただきました。
しかし、田植えはゴールではなく、むしろここからが本番です。
農薬を使用していないため、これから雑草が生い茂ります。そのため2週間おきに手作業で除草を行います。3回ほど丁寧に除草を重ねることで、ようやく稲が安定して育っていきます。
まだ始まったばかりですが、この夏を無事に乗り越え、実りある収穫期を迎えられるよう、引き続き大切に育てていきます。収穫の様子はまた改めてお伝えします。
私たちが手作業を行う田んぼは、全体生産量からみればほんの僅かです。しかし、こうして昔ながらの農法を実際に体験し、安心・安全なもち米づくりに携われることは、とても貴重な機会だと感じています。榮太樓總本鋪のもち米「マンゲツモチ」を使った大福や、餅菓子をぜひご賞味ください。
これからの10年もおかげさま農場の皆さまとともに、安心・安全なもち米づくりを続けてまいります。
広報部
