2026/10/02その他
酷暑から長雨を越えて。天候と向き合った今年の収穫の日
毎年恒例となっている、千葉県成田市「おかげさま農場」での稲刈り&収穫イベント。今年も9月27日、榮太樓の社員をはじめ、関係者など40名近い参加者が集まり、もち米「マンゲツモチ」の収穫を行いました。

今年の成田は、例年とは少し違った収穫の風景となりました。
お盆の時期の豪雨や台風、長雨の影響を受け、田んぼの近くを流れる川が氾濫するなど、農場周辺でも雨の影響があったといいます。さらに、長雨によって田んぼにトラクターが入ることができず、収穫も例年より遅れていました。
「今後の台風も心配だけど、遅れて収穫できていない分は、前年より減るかもしれないね」
収穫を目前にしても、天候を気にかける生産者の言葉からは、自然を相手にする農業の難しさが伝わってきます。最終的な生産量は平年並みになる見込みですが、収穫時期が遅れているだけに、最後まで気を抜くことはできません。
実際に田んぼに入ってみると、まず目に飛び込んできたのは、あちらこちらで倒れている稲。これまで見たことのない光景に驚かされました。

そして、もう一つ今年の稲刈りを難しくしたのが、田んぼのぬかるみです。
前日まで雨が続いていたこともあり、田んぼには多くの水が残っていました。粘土質の土に足が深く沈み、歩くことさえひと苦労。足を取られて尻もちをつく参加者もいるほどでした。
さらに、倒れた稲を一株ずつつかむため、いつも以上に腰を落として刈り取らねばなりません。普段何気なく目にしている稲刈りも、実際に田んぼに入ってみると、その大変さを身をもって感じます。
それでも参加者は、生産者の方々に教えてもらいながら、一株ずつ丁寧に稲を刈り取っていきました。




無事に収穫作業を終えたあとは、恒例の餅つきです。
杵と臼を囲み、大人も子どもも一緒になって餅をつきます。初めて餅つきを体験する参加者も、最初は少し緊張しながら、次第に笑顔に。
つきたてのお餅は、きな粉やあんこ、大根おろし、お雑煮など、それぞれの好みで楽しみました。



田んぼで汗を流したあと、みんなで囲む杵と臼。収穫の大変さを体験したからこそ、つきたてのお餅を味わう時間もひときわ嬉しく感じられます。

私たちが日々の商品づくりで大切にしているもち米は、天候の影響を受けながらも、この時間を通して、原料をつくる人とのつながりを改めて感じることができました。
これからも生産者の方々とのつながりを大切にしながら、もち米「マンゲツモチ」とともに、ものづくりを続けていきます。
