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やみくもに炭水化物制限をしないで  糖質の量に注目した「ロカボ」スイーツを

ここ数年のダイエットブームのキーワードともいえる「糖質」。糖質は人間の活動に必要な三大栄養素の炭水化物、脂質、たんぱく質のうち、炭水化物に分類されるものです。炭水化物が豊富な食べ物としてすぐに思い浮かぶのは、米、麺、パンといった、わたしたちが主食として食べているものですね。炭水化物を大きくわけたとき1グラムあたり4キロカロリー以上のエネルギーをもつものが糖質、もたないものは食物繊維と呼ばれます。

 

糖質を摂らないことがダイエットにつながると聞いて、大好きな麺類を食べるのをやめ、白米ごはんは抜いておかずだけ、パンも絶対に食べない。と、食生活の中からこれまで食べていたものを我慢して、ストイックに炭水化物を制限することで体重を減らしたというダイエット武勇伝を耳にすることがあります。でも、やみくもに炭水化物を抜くことはよくないと「食・楽・健康協会」理事の山田悟先生は言います(『糖質制限の真実』幻冬舎新書)。それは炭水化物を食べないということは、必然的に食物繊維も摂らないということになるから。炭水化物に含まれる食物繊維は、糖質と同時に摂取することで身体にいい効果をもたらすので、単に炭水化物を食べないというのはよくありません。

 

そこで「食・楽・健康協会」が推奨するのが「無理せずおいしく楽しく適正糖質」というロカボの考え。これは極端に糖質を制限するのではなく、毎食の糖質量を気にしながらお腹いっぱい食べてもOKというもの。朝昼晩の毎食における摂取糖質量を20~40グラム、それに間食の10グラムをプラス。1日の総糖質量を70~130グラム以内を「適正糖質」としています。実はおにぎり2個と野菜ジュースだけで100グラム程度の糖質量となるため、毎食のごはんは半膳程度にするのがポイント。そのかわりおかずは肉も魚もたっぷり食べて大丈夫。甘みは低糖質甘味料を選ぶのがコツです。

 

からだにえいたろうの「糖質をおさえたようかん」は、このロカボの基準にのっとったもので、1本あたりの糖質は9グラム。これは通常の羊羹の約半分※となり、健康と美容を気にする女性にはぴったりのおやつ。無理して我慢する糖質制限をやめて、楽しくておいしいロカボライフを!

 

※日本食品標準成分表2015 練りようかんと比べて糖質49%カット

 

(参考資料)
『糖質制限の真実』(山田悟著/幻冬舎新書)
食楽健康協会:http://www.shokuraku.or.jp/
ロカボ オフィシャルサイト:https://locabo.net/