榮太樓|流通商品

商品紹介

江戸の煉羊羹

 諸説ありますが、江戸中期頃まで主流だった蒸羊羹から、「砂糖、小豆、寒天」だけで作る煉羊羹に変わったのは江戸の菓子職人による発案だったと伝え聞いております。私どもは、その頃から伝わる江戸煉羊羹の製法を現代にそのまま伝承しております。
北海道産えりも小豆の風味を活かした羊羹生地を作り、「小倉」には別に煮含めた「小豆鹿の子」を加えて、和菓子職人が丁寧に作ります。

煉羊羹の美味しさを食べきりサイズで

 昭和初期までは煉羊羹を竹の皮で包んでおりましたが、昭和8年に衛生面を考え、当時開発されたばかりのセロファン包装に変更。煉羊羹のセロファン包装、後のアルミ包装を行ったのは私どもが初めてでした。現代では、よりお気軽に羊羹を楽しんで戴きたいと食べきりサイズのアルミ包装パックも各種ご用意しております。

江戸菓子、かりんとう

 江戸の終わり頃、ふんわりさくさくと揚げた小麦生地にたっぷりと黒みつを絡ませた「かりんとう」が、浅草を中心とした下町で大ブームを起こしました。当時はまだ白砂糖が高価だった為、手に入りやすい黒糖が庶民の楽しむ菓子には多く使われておりました。私どもの黒かりんとうは、小麦生地に風味豊かな黒胡麻を練りこみ、揚げは米油にこだわりさっくりと揚げ、代表商品「黒飴」にも使われている沖縄県の黒糖を使った蜜をたっぷりと掛けて仕上げます。